母とのLINEを見ていたら涙が止まらなくなった
深夜、情緒が不安定な時間に、母とのLINEを見返してしまった。1年前までの、一人暮らししていた時のやり取りを。
あの頃は、僕もまだガキで母の有り難さを知らずにいた。LINEするのも面倒だった。
どんなクズで、ダメで、ゴミな僕でも無条件で愛してくれる母という存在。
実際の会話ではなんだかよそよそしくなってしまうけれど、LINEでは愛のある言葉を聞ける。
見返していると、本当に、本当に、僕を愛してくれているんだなと感じとれて、涙が止まらなくなる。
息子というだけでこんなにも愛してくれる。
でも、ごめんなさい。今の僕が、こんなに不甲斐無く、クズで、ゴミで、どうしようもない無価値な人間でごめんなさい。
母には言って無いけれど、僕は、過去に沢山の辛い思いをしてきた。イジメなど。辛いことしかないのかもしれない。
今の僕が、羽ばたこうとしないのもそれが原因。何をやってもまた昔のようになるのではないか、と不安に押しつぶされ何も出来ない。
そういう経験があるから、僕の中身は何も出来ず、未熟で、か弱く、ゴミのよう。
まともに友達が出来たこともない。親友なんて当然出来たことがない。彼女も然り。
今現在、働こうともせず、引きこもり、部屋から出ない。
こんな僕で、こんな僕で、ごめんなさい。
こんな僕でも愛してくれる母に言いたい。本当に本当にごめんなさい。
ごめんなさい。
まともに生きている人と比べると、胸が締め付けられる。
あんな風になれなくてごめんなさい。こんな僕でごめんなさい。
孫を見せてあげることもできないと思う。
こんな息子で誇らしい、と言う事も一生無いと思う。
本当に、本当に、ごめんなさい。
普段は、現実から目を逸らし、空虚で、無意味で、クソみたいな毎日を送っているけれど、ふとした時、現実に目を向けてしまう。
先のことを考えると、現実を見て、成長していくべきなんだと、そんな事は分かっている。
でも出来ない。こんな風に涙が止まらず、自死のことで頭がいっぱいになってしまうから。
目を逸らしているのも、無意識にやっているのだろう。
こんな僕で、ごめんなさい。
だけど今日は、今日だけでも前向きに考えてみようと思う。
なぜなら僕には、いつだって支えてくれる母がいるから。
世界で1番優しい母がいるから。
まだ僕は若い。辛い過去を切り捨て、成長出来れば、チャンスはあると思う。
人は変われるって言葉を目にすることが増えたけど、本当かな。
こんな僕でも変われるのかな。
母に喜んで貰えるような、立派な息子に変われるかな。
この気持ちは長続きしないのは分かってる。
でも、少しづつでもいいから、現実を見て、前を向き、一歩一歩進んでいくことが大事だと信じてる。
今やれることをやっていこうと思う。
お母さん、こんな僕で、本当に、ごめんなさい。